2018/7/13 言葉 ~歌詞の中の巻~
先日「宇多田ひかる」の特集が放送されていた。
色々な経験をしたからこそ、客観視をした歌詞が生まれるのだろうと思った。
実に切なくも、生きて行く事の大事さが伝わった。
歌で聞くのではなく、詩で聞く。
言葉の力が自分に突き刺さる。
どんな感情で書いたかは分かりません。
捉える側の気持ち、伝える側の気持ち。
「初恋」という曲でしたが、吾輩には「初恋」がイメージ出来ませんでしたが、何故か響いた。
メロディー、詩、歌声。
アーティストだなと感じた。
途中の歌詞になりますが。
どうしようもないことを
人のせいにしては 受け入れてる振りをしていたんだ
ずっと
もしもあなたに出会わずにいたら私は
ただ生きていたのかもしれない
生まれてきた意味も知らずに
言葉一つで傷つくようなやわな私を捧げたい今
二度と訪れない季節が終わりを告げようとしていた
不器用に
欲しいものが手の届くとこに見える
追わずにいられるわけがない
正しいのかなんて本当は誰も知らない
風に吹かれ震える梢が
日のさす方へと伸びていくわ
小さなことで喜び合えば
小さなことで傷つきもした
狂おしく高鳴る胸が
優しく肩を打つ雨が今
こらえても溢れる涙が
私に知らせるこれが初恋か
I need you
う~ん。
歌姫ですね。
初恋(「First Love」以来二度目)をテーマにした歌。
これは恋というものの記憶を辿って紡ぎ出した宇多田さんだからこそかけた感情の結晶ではないだろか。
彼女の才能をまた聴くことが出来てとても嬉しい。
どうかこれからも素敵な歌を世に届けてください。
ありがとうございます。
おしまい





















